2021.12.20
| 特集

まな板とカッティングボードの違い

「まな板」は英語でCutting bordあるいはChopping bord,Chopping blockと言いますが、日本では「まな板」と「カッティングボード」の名称でお店では別物として販売されています。

「でも どうして?」というわけで調べてみました。

「まな板」の使い勝手を考えるときに外してならないのが「和食」と「包丁」の関係。

食材の切り方で味まで変わってしまう和食。鋭い切れ味でありながら繊細な包丁を大切に使うためには刃あたりが和らい「まな板」が必要になりました。

一方狩猟民族を祖先に持つ国々では、肉を吊るして大型ナイフでさばき、鍋の上でハサミや小型ナイフを使って食材を小さくカットして鍋に落とす。堅くてカットしにくい食材や、さらに細かくしたい場合は、チョッピングボードとナイフを使う。つまりギザギザの刃物やナイフを使ってもダメージを受けにくい素材のものが求められました。

もちろんカッティングボードをまな板代わりに使うことはできますが、注意が必要です。前述の通りカッティングボードは本来堅い素材でつくるものなので、大切な包丁にダメージを与えてしまうかもしれません。

最近は映えるテーブルウエアとして、竹材や桐、ゴムの木などのリーズナブルなカッティングボードも販売されていますが、それらはそもそもの目的が違うため、柔らかく水に弱かったりします。使い方やお手入れ方法を誤ると早い段階で傷や汚れが染み付てカビが発生したりと寿命が短い。消耗品として割り切ってお使いになることをおすすめします。

とにかくカッティングボード としてつくられているものは、基本的には濡らさないことが重要です。濡れた時はすぐにしっかり拭いて乾かしてあげること。洗った後は完全に乾かし、定期的に「乾性油」と呼ばれる種類のオイルを塗ってあげると、長く大切に、ついてしまった傷さえも味わい深く使うことができます。

カッティングボードは見た目も華やかなものが多く、食卓に出して使ったりお皿としてテーブルにも出すなど、ハレの食卓を演出するのにもピッタリです。まな板とは別に1枚持っていると重宝しますね。

↑写真は山桜のカッティングボード<woodpecker>

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